日本で不人気も現地で爆売れ!? レビンにHR-V…懐かしい名前続出の中国新車ランキング
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 36
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2022年、中国では2686万4000台の新車が販売され、2009年以来14年連続で世界第1位に輝きました。
世界最大の新車販売市場である中国では、日欧米の主要自動車メーカーはもちろん、地元中国の自動車メーカーも含めて、数え切れないほどのモデルが販売されています。
ただ、2022年の中国新車販売台数ランキングを見ると、多くの日本車が上位にランクインしていることがわかります。いったい、中国ではどんな日本車がよく売れているのでしょうか。
まずはトップ10から見てみましょう。
1位~10位のうち、日本車は、日産「シルフィ」(1位)、トヨタ「カローラ」(7位)、トヨタ「カムリ」(8位)、ホンダ「アコード」(10位)の4台がランクインしています。
日産のミドルクラスセダンであるシルフィは、2021年も全体1位を獲得しており、名実ともに「中国で一番売れているクルマ」となっています。
日本では2020年9月をもって生産終了となったシルフィですが、中国のファミリー層のニーズをしっかりとつかんだことにより、圧倒的な販売台数を記録しています。
上位にランクインするこれらのモデルに共通しているのは、いずれもセダンであるという点です。日本では人気が低迷しているセダンですが、中国では現在でも根強い人気を誇っていることがわかります。
>>カムリ生産終了。セダン不況に抗えず43年の歴史に幕、後継はクラウンが担う?
ちなみに、1位~10位にランクインしているモデルのなかで日本でも購入可能な輸入車は、テスラ「モデルY」(5位)のみとなっています。
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11位~20位には、ホンダ「CR-V」(13位)、トヨタ「レビン」(14位)、トヨタ「RAV4」(20位)という3台の日本車がランクインしています。
この3台の中で、日本で購入可能なものはRAV4のみです。ただ、2022年5月まではCR-Vも国内で販売されていたことに加え、レビンは事実上カローラと同じモデルであるため、いずれも日本のユーザーには馴染み深いモデルと言えます。
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21位から30位にはホンダ「シビック」(25位)、日産「キャシュカイ」(28位)、日産「アルティマ」(29位)がランクインしています。キャシュカイは、かつて日本で販売されていたミドルクラスSUVの「デュアリス」の後継にあたり、アルティマはカムリと比較されることの多いセダンです。
31位~50位には、トヨタ「ワイルドランダー」(32位)、ホンダ「ブリーズ」(38位)、トヨタ「アバロン」(44位)といったモデルが並びます。ワイルドランダーはRAV4、ブリーズはCR-Vのそれぞれ姉妹車であり、ミドルクラスSUV人気の高さがうかがえます。
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51位以降を見ると、ホンダ「HR-V」(51位)、ホンダ「ヴェゼル」(52位)、レクサス「ES」(59位)、トヨタ「フロントランダー」(60位)、トヨタ「ハイランダー」(75位)、トヨタ「ヤリス」(76位)、トヨタ「カローラクロス」(79位)、ホンダ「インテグラ」(81位)、トヨタ「シエナ」(84位)、ホンダ「インスパイア」(86位)がランクインしています。
HR-Vとヴェゼル、フロントランダーとカローラクロス、インテグラとインスパイアはそれぞれ姉妹車となっています。
日本の新車販売台数ランキングでは上位常連となっているヤリスやカローラクロス、ヴェゼルが、中国ではそのほかのモデルの後塵を拝しているのはやや意外かもしれません。
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このように、上位100位のうち23台を日本車が占めるという結果になりました。
一方、2022年における中国の自動車メーカーのシェアは50%を超えており、日本車の牙城を崩しつつあります。2022年は、上位10位に4台の中国車がランクインしたほか、50位以降には新興メーカーの新型車を含む多くの中国車が名を連ねています。
ちなみに、日本でも購入可能な輸入車では、BMW「5シリーズ」(16位)、メルセデスベンツ「GLC」(22位)、メルセデスベンツ「Eクラス」(23位)、BMW「3シリーズ」(24位)、アウディ「A4」(26位)、メルセデスベンツ「Cクラス」(30位)など、日本でもメジャーなドイツ御三家のプレミアムカーも上位50位に多数ランクインしています。
2023年は、ドイツメーカーや躍進する中国メーカーに日本車がどう立ち向かっていくかに注目が集まります。
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